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mt4でS&P500のcfdを取引してみる

インデックス投資ではないS&P500の売買

S&P500は株価指数ですので直接取引できず、先物などを使うことになりますが一般的ではないでしょう。
日本人が日本で取引するとなるとETFや投資信託ということになりますが、インデックス投資などの目的で長期保有をする場合以外で投資信託を扱うことはないでしょう。
配当狙いなどの長期保有でない場合であればETFよりもCFDのほうが売りからも簡単に入れますし売買しやすいのではないでしょうか。

S&P500をCFDで取引するメリット

CFDの利点はなんと言っても夜間など日本市場の取引時間外でも取引できる点でしょう。夜間アメリカ市場が急変した後だとETFは逃げ場がありません。

CFDそのものの注意点

とは言え、CFDは株式などと違い独特な商品ですのでレバレッジが効いていて資金効率がいいから、などという理由で簡単に手を出し、ちょっと話が違っていたという人が多いのも事実ですのでCFDの仕組みなどは事前にしっかり理解しておいた方がいいでしょう。 こちらの記事はくりっく株365の廃止の記事ですが、CFDの仕組みなどがよくまとめられていて勉強になります→ミセスワタナベがマーケットメイカーを粉砕!? 上場廃止の理由は?10%の価格乖離って!?!?

CFDの3種類の調整額を確認しておく

特に、一時くりっく株365でダウのCFDを買って配当を貰う事が流行りましたが(少ない証拠金でレバレッジの効いた配当が貰えるということで)、2018年頃からダウのCFDの買い持ちにも金利が発生するようになり、買い持ちに不利になりました。それまで日本の金利が適用されていたものが、当該国の金利が適用になるように変更されたためです。
そこで、金利のかからない業者のCFDに乗り換えたものの、そこでも価格調整額が発生し乗り換えた意味がなかったためCFD自体をやめてしまったという記事がありました。

CFDの価格調整額とは

CFDは原資産が先物の場合は金利はかかりませんが価格調整額が発生します。一方、現物が対象のCFDには金利調整額と権利調整額があります。 価格調整の仕組みについてはこちらを→http://a-bitora-zi.info/?page_id=105
権利調整額がいわゆる配当の受け渡しになるわけですが、ダウ現物対象のCFDの買いに金利がかかっていなかったのは実は日本の金利を適用していたからだそうで、それが原因で色々と不都合があり、ダウはアメリカの金利が適用されるように変更になったようです。とは言え、本来CFDの買いには金利がかかってくるのが普通です。

金利調整額についてはこちらを参照下さい→http://a-bitora-zi.info/?page_id=352

従って、CFDを取引する場合は対象の原資産が現物か先物かをまず確認しておく必要があります。
また、取引単位やレバレッジ、そして手数料に相当するスプレッドも重要でしょう。

CFDのスプレッドやレバレッジの比較

S&P500のCFDを扱っている業者はいくつかあるようですが、日本の業者で人気なのはGMOクリックのようです。
GMOクリックの場合は先物対象ですから、価格調整額が発生します。取引単位は1単位ですから今なら1単位約30万円を取引きすることとなりますが、レバレッジが10倍ですから証拠金約3万円強で取引できます。
スプレッドが0.3ドル程度ですが相場急変時にはもう少し開きますので注意が必要です。

mt4でのCFD取引について

さて、本題のmt4でのCFD取引ですが、GMOクリックではメタトレーダーは使えません。
FX業者でCFDも扱っている業者で口座を開設して、メタトレーダーをダウンロードして使うことになります。

私が使っているのはgemforexという業者ですが特に深い理由はありません。たまたまポイントサイト経由で口座開設するとキャッシュバックが貰えたからですが、クレジットカードの入出金が非常に簡単だった為そのまま使っています。
日本の業者さんでもS&P500のCFDを扱っているところはいくつかあります。業者選びの参考に少し書いてみます。
DMM CFD
GMOクリック証券CFD
○IG証券
○サクソバンク
IG証券とサクソバンクは使い勝手が非常に悪く使わなくなりました。IG証券もサクソバンクも個別株を対象としたCFDにはスプレッドが開いているにも関わらず手数料が発生します。しかもかなり高いです。また、IG証券に至っては配当で貰う場合の為替レートと金利などでかかってくるレートがどうやら違うようです。
DMMはスワップという名の恐らく金利が発生している為現物を対象としていると思いましたが、価格調整額も発生すると記載されており、この事からすれば先物を対象としているようにも読めます。しかし、サイトを見てもそのあたりがよく分かりません。
GMOクリック証券CFDはそのあたりの情報がきちんと明示されており、なんとなくCFDにきちんと取り組んでいる姿勢がDMMよりはありそうです。GMOクリック証券CFDの最大の利点はVIX系の商品を扱っている点でしょう。
私も個人的にVIX系の商品はGMOクリックで取引しています。
日経やS&P500は証拠金やレバレッジの関係で現在はgemで取引していますが。
海外証券で日本人に有名なインタラクティブブローカーズでもCFDは扱っていますが、日本から口座を開設する場合(と言っても日本法人で申し込みますが)、CFDは取引できないそうです。口座を開設した後でCFDが取引できないと問い合わせをしたらぶっきらぼうな日本人の男性が少々キレ気味に答えてくれました(日本に支社があり、日本語でサポートがあります)。とは言え、米国の市場の商品が売買できますから、VIX系のETF,ETNが直接取引できます。
当然S&P500などの指数先物も取引しようと思えば可能です。

gemforexでは金利調整額が発生し、スワップとして常に確認できます。また、配当調整金も確認できます→現物指数への配当金調整
GMOクリックと違い0.01ドル単位での取引となり、スプレッドはかなり開いており0.7ドル程度です。
証拠金は1%なのでレバレッジは100倍となります。従って30ドル程度の証拠金で1単位取引できることになり、GMOクリックより随分資金効率はよくなります。

mt4でCFDが取引できるように設定する

いずれかの業者で口座を開設したらmt4でCFDを取引することになりますが、mt4でCFDを取引することがメジャーではないようですので概要をご説明しておきます。詳しい説明はこちらのサイトが分かりやすかったです→MT4の取扱説明書~ダウンロードから自動売買まで~ チャートの設定や自動売買のやり方までありとても参考になります。

mt4をインストールし業者のアカウント情報でログインする

mt4をまずダウンロードしてインストールすることになりますが、各業者さんでそのあたりは詳しい説明があると思います。
MT4(MetaTrader4)のインストール方法から基本的な使い方

mt4ではデフォルトでCFDは表示されない

mt4で取引できるようになってもCFDの項目がパッと見ありません。
左上にある緑色の+マークは新規チャートの作成をクリックしてみましょう。

すると上の画面のように通貨ペアのところにjpxjpyなどのCFDのシンボルが追加されます。

mt4での実際のCFD注文方法

後は基本的にFXの注文方法と同じだと思います(業者によって違いがあるかもですが)
気付いた点を一応列挙しておきます。
○レバレッジは変更できず固定のようです
○新規で発注するときに逆指値での発注ができない?逆指値買いはできるようでしたが逆指値売りの項目が発見できませんでした。一旦発注した後、注文の変更で対応することとしました。

Buy Limit指値買い
Sell Limit指値売り
Buy Stop逆指値買い
Sell Stop逆指値売り

保有中の建玉に対する決済注文

保有中の建玉に対して決済注文を出す場合も建玉上で右クリックして注文の変更取り消しで行うようです。

mt4でのトレイリングストップでの注意点

mt4でもトレーリングストップが使えます(mt4ではトレイリングストップと言うようです)。
他の業者さんでトレーリングストップを使っていましたが、mt4では使い方に違いがあったので備忘録的に記載しておきます。

※トレーリングストップとは

トレーリングストップを知らない人の為に少し説明をしておきたいと思います。知っている人はとばしてください。
トレーリングストップとは逆指値が自動的に動くものです。
例えば1000円で買った株が1200円まで上昇したとすると、トレーリングストップを100円にしておけば1100円が逆指値になります。
が、1200円から1500円まで上昇すれば逆指値は1400円と自動で上昇します。従って逆指値を設定しなおす手間が省けるというものです。直近最高値(売りの場合は最安値から)を起点として自動で逆指値を設定してくれるので利益を確保できるという点から人気が高い発注方法です。
しかし、トレーリングストップには注意点があります。例えばトレンドが継続しているような相場環境でも一時的に下落して再度上昇するなどということは頻繁に起こり得ますからあまりにも狭いトレーリングストップの幅を設定すると(価格ではなく幅pipで設定します)すぐに逆指値に引っかかり、その後の再上昇をとれないことも多くなります。
このあたりはトレーリングストップにするかIFDO注文を活用するのか等、ケースバイケースであり必ずしもトレーリングストップが優れているわけではありません。
また、利益が確保できると言いましたが、これは語弊があり、先の例で言えば1100円から下落し1000円になったらそこで決済され利益は勿論でません。

GMOクリックのトレーリングストップに注意

また、GMOクリックなどのトレーリングストップは発動条件が設定した逆指値価格と現在価格の差がトレーリングストップの幅以上になったらトレーリングストップが発動されるため、設定の仕方によっては損失が発生します。
例えば買値1000円で逆指値を900円、トレーリングストップを300円に設定。この場合は株価が1200円になるとトレーリングストップが発動します。仮に1250円まで上昇すると逆指値は950円に更新されますがそこから下落し始め950円に到達すればそこで決済されます。結果として50円損失が発生するので設定のやり方に注意が必要です。また、決済時の指値の設定ができないので利確は手動で行う必要があります。GMOクリックのCFDでトレーリングストップを発注するときはこれらの点に注意が必要です。

○メタトレーダーでのトレーリングストップ発動条件

約定価格から指定した値幅分の利益が出て初めて機能し始める。この点、GMOクリックでは利益ではなく現在価格と逆指値価格とトレーリングストップの幅と比較しますのでmt4のほうが分かりやすいです。設定した値幅分の利益がでないとトレーリングストップ自体が機能しませんが、これは以下の点に注意が必要です。

逆指値を設定しなくてもトレーリングストップを設定できるが

従って、逆指値を設定しなくてもトレーリングストップのみ設定できます。値幅だけの指定となります。
これは逆に一度も利益がのらずに逆方向にいってしまうとストップロス=逆指値の設定がないため損失が拡大していってしまいますので注意しましょう。

○mt4にログインしていないと逆指値価格が更新されない

MT4にログインして稼動させていなければトレーリングストップ自体機能しません。従ってログインしていない間に相場が動いたとしてもログイン前の逆指値価格が生きている状態です。頻繁にログインする場合はあまり問題ないかもしれませんが、数日間ログインしない場合はトレーリングストップが機能しないことになるので注意が必要です。

○pipではなくポイント

pipではなくポイントで設定します。ポイントとはどうやら最低価格変動の単位を言っているようで、nikkei225だとgemforexでは1ポイントは要するに1円のようです。

MQLコミュニティで様々な投資情報を得られる

メタトレーダーは世界中の何百万というトレーダーに使われていますが、自動売買のシグナルなどを個人でも配信し収益化できたりもします。MQLコミュニティではこのようなシグナルなどたくさんの情報があります。
自分の取引履歴を以下のようにシグナル配信できたりもします。公開しないでも自分の取引履歴が簡単に確認できるので重宝しています。

gemforexでの入出金について補足

gemforexは海外のFX業者ですが入金がクレジットカードで簡単に行えます。
しかも、出金はクレジットカードにキャンセル返金するのではなく銀行に送金されますのでクレジットカードのポイントも貰えることになります。通常海外のFX業者はクレジットカードで入金した場合はクレジットカードへキャンセル返金されますのでその点が気になる方にとってはgemforexは非常に使い勝手がいいと思います。
とは言え、クレジットカードの現金化対策のため、クレジットカードで入金して即出金するなどの場合は確認に時間がかかる場合がありますのでその点は注意が必要ですが、私はこれまでのところ出金依頼をして遅くとも数日で出金できています(実際に取引をしていれば大丈夫です)。

gemforexを使い続けている理由

これまでCFDの取引ではサクソバンク、IG証券、GMOクリック、DMMなどを使ってきましたが、S&P500の取引に限ってはgemforexに落ち着いています。
一番の理由は問合せに対する対応の早さです。
当初、クレジットカードで入金すること自体に不安がありましたので、クレジットカード本体ではなくバーチャルカードで入金しました(バーチャルカードというのはネット上のみで使える現物のカードがないものです)。
しかし、クレジットカードで入金した場合、出金するときにはクレジットカードの券面と自分の写っているセルフィ―画像が必要だということを入金した後に知り、どうしたものかとメールで問い合わせたところものの1時間で返答があり事なきを得ました(勿論全部日本語です)。
それからも何度か問い合わせをしましたが、遅くとも数時間で返信があり、利用していても大丈夫だろうと思い使い続けています。
また、FXがメインの会社にも関わらず配当調整額や金利などもきちんと明示されていますし、なんと言ってもレバレッジが100倍から200倍というのは使い勝手がいいです。
取引ツールであるメタトレーダーも使い方を覚えてしまうと非常に取引しやすく、サクソバンクやIG証券などと比べると個人的にはとても使いやすいと感じています。

投稿日:2019年8月26日 更新日:

執筆者:

11月第1日曜日~3月第2日曜日
11:30 p.m.~06:00 a.m.
3月第2日曜日~11月第1日曜日
10:30 p.m.~05:00 a.m.

1/1 火 元旦 休場
1/21 月 マーティン・ルーサー・キング牧師生誕祭 休場
2/18 月 ワシントン生誕祭 休場
4/19 金 グッドフライデー 休場
5/27 月 戦没将兵追悼記念日 休場
7/3 水 独立記念日 前日 半休場
7/4 木 独立記念日 休場
9/2 月 労働者の日 休場
11/28 木 感謝祭 休場
11/29 金 感謝祭 翌日 半休場
12/24 火 クリスマス イブ 半休場
12/25 水 クリスマス 休場

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